minneで販売するための作品登録をスマホアプリでする方法

アラフィフから

こんにちは、コエチです。
 副業として、minneでアクセサリーのハンドメイド作品の販売を開始して2年目となります。
競合の多いジャンルではありますが、自分のペースで試行錯誤しながらチャレンジをしています。

これからminneで販売を始めようとされている人に、前回の[販売者登録]の解説をさせていただきました。
今回は、作品登録のやり方を解説していきたいと思います。

 販売者登録はスムーズに進むと思いますが、作品の登録は個々で行うため、手間と時間が必要となります。
でも手間をかけた分、自分の世界観を表現したオリジナルのショップを作ることができます。
ぜひ、がんばって登録してみてはいかがでしょうか。

アプリで作品登録

 販売者登録が完了したら、いよいよ作品の登録をしていきます。
作品の準備はできていますでしょうか。

今回はminneのスマホアプリからの登録の仕方の解説です。
思っていた以上に、やることがたくさんあって、とくに最初は大変に感じるかもしれませんが、少しずつ慣れてくると思います。

  • アプリ画面を開き左上の三本線をタップ
  • あなたの作品をタップ
  • 画面下の作品を登録するをタップ

出てきた画面に一作品ずつ登録をしていきます。

写真の登録

アプリ画面の①で撮影した写真の登録をしていきます。
①の[画像を追加・編集]をタップして[+画像を追加]でスマホに保存されている写真を追加したい分、選択し[追加] [完了]で写真が登録されます。
minneの作品登録では、1作品につき最大25枚まで写真を掲載することができます。
写真の並び順は指をあてて動かすことができたり、サイズを引き伸ばすこともできます。

写真撮影について

以下のポイントを考慮した撮影・登録が推奨されています。

  • 画像サイズと容量
    1枚あたりの容量は9MBまで登録可能です。
    画像は正方形を推奨。
  • 写真の重要性
    写真の枚数が多い方が、お気に入り登録や注文に繋がりやすい傾向があるようです。
    少なくとも5枚以上の写真を掲載することが推奨されています。
  • 効果的な撮影の仕方
    作品の全体像や細部、使用シーンなど、様々な角度から撮影した写真を掲載することで、購入者により詳細な情報を伝えられます。
    サイズ感が伝わりやすく撮影することをおすすめします。
    (小物であれば、定規を使ったり、コインと一緒に撮影したり)
  •  多くの方はスマホで撮影されているようです。上級者になると一眼レフで撮影している作家さんも多いようですが、はじめから高額なカメラを購入する必要ないと思います。
    iPhoneであればかなりキレイに撮影できます。
    ちなみに私はiPhone13で撮影し、一つの作品に対して10枚程度登録しています。

※minne PLUSメンバーに登録をすると作品ページに動画を設定することができます。
minne PLUSメンバーは作家さんを支援するための有料のサブスクリプションサービスとなるため、月額1,650円(税込)の費用が必要です。

作品名

②で作品名を入力します。
作品名をつける際に、以下のポイントが推奨されています。

作品名の基本

  • 短くわかりやすい
    検索したときに一覧表示される文字数が12~15文字と短めなので、作品名は簡潔にわかりやすく、購入者の目を引くような言葉を作品名の前半に入れることをおすすめ。
  • 素材やデザイン名を入れる
    使用している素材やデザイン、モチーフを購入者に伝わるように明記することで作品の価値を感じてもらいやすくなるためおすすめされています。例として「14kgf お花モチーフ ピアス」のような感じです。
  • 検索キーワードを入れる
    検索されるキーワードを予測し、作品名に入れることで表示されやすくなります。

とにかく、作品を見てもらうことが大切なんですよね。

作品の説明文

③で作品説明文を入力していきます。
 ここの項目が少し大変かもしれません。
ハンドメイド作品の購入者は、作品がどのように作られているのか、興味を持つ人が多いと思うので、しっかりと説明文を読んでくれるのではないでしょうか。
 そのためにも、作品説明文を書く際には、以下のポイントを考慮すると効果的です。
ポイントをおさえておくと作品説明文を書くことも、それほど難しくはなくなると思います。

ターゲット層を決めておく

 どんな人に向けて、自分の作品をおすすめしたいかを明確にして、読んでくれた顧客層に響くような内容にしたり、作品をどのようなシーンで使用するか、どのようなメリットが得られるかの説明も付け加えると効果的です。
(ターゲット層の例…年齢・性別・職業・ライフスタイル・趣味など)

商品のおすすめポイントを説明する

 作品の素材やサイズ、重さ、質感など購入者が使用感を想像しやすい説明文にする。
写真だけでは伝わりにくい部分の説明をしておくことで、購入者側としては安心感があります。
作品のこだわりや特別感を演出することも効果的です。

ストーリー性

 作品の制作過程・経緯・ちょっとしたエピソードを載せることで、作家さんの人となりやハンドメイド作品としてのオリジナル性がより増し、購入者側に興味と理解を深まめてもらえることで、作品の価値を感じていただけます。

読みやすい文章

 スマホでショップを閲覧する人が大半なため、説明書きの最初の方で作品の魅力を簡潔に伝え、その後に詳細情報を載せていくと効果的です。

取り扱いや注意書き

 最後の方に作品についての取り扱いの注意点、返品等に関する注意事項を載せることでトラブルなどの不安要素を回避することに繋がります。
※説明文に注意書きを載せてもいいと思いますが、⑦販売をONにして、[販売設定]の[購入時の注意点]で入力しておくと便利です。

  • 一つの作品に対して必ず説明文を記載する必要があり、minneでは説明文を500文字以上で推奨していますが、最初は何をどう書いたらいいのやら…、私は作品の見た目をそのまま説明文にしていました。だんだん慣れてくると言葉のバリエーションも増えて、最初ほど悩まずに説明文を書くことができるようになってきました。他の作家さんのショップを覗いて参考にしてみるのもいいですね。
  • ④⑤は作品に当てはまる項目にチェックを入れるだけです。
  • ⑥は作品検索のキーワードを5個入力できます。
  • 必須となっているところを入力しないと保存ができないようになっています。

販売価格の設定

⑦の[販売]をONにし[販売設定]をタップ
ひとまず、[販売価格]から[発送までの日数の目安]を埋めていきます。


販売価格を決めるのはなかなか難しいですが、悩んだときはminne推奨の販売価格の計算方法を参考にされるといいかもしれません。

販売価格の計算式

minne推奨の販売価格の基本的な計算式
1個あたりの販売価格
【 原価 + minne手数料 + 利益 = 販売価格 】

※注文(作品価格+購入オプション価格+送料)」に対して10.89%(税込)が販売手数料として発生します。※minnePLUS会員の場合、10.56%(税込)が販売手数料として発生します。(作家向けのサブスクリプション型の有料ツール)

原価とは

  • 材料費
  • 材料を買うのにかかった交通費
  • 作品を作るのに使った電気代道具代
  • 試作の費用
  • パッケージ代
  • アトリエの家賃水道光熱費
  • 自分の人件費

これらの費用の合計を、できあがった作品の個数で割ると、1個あたりの原価が計算できます。

原価以外の価格の決め手

  • 利益を加える
    原価の2〜4倍程度に設定するのが一般的です。
    制作資金として利益を確保することがも重要。
  • 同ジャンルのショップを調査
    似たデザインや素材を使用した商品の価格を参考にします。
    大量生産品は比較対象にはならないので注意。
    ターゲット層が利用する店舗などで調査する。
  • minneの手数料を考慮する
    現在では販売価格の約10.89%が手数料となるため、これも含めて計算します。
  • ブランドイメージを意識する
    後々のことを考え、安すぎる価格設定は避けるのがベスト、作品の価値に見合った価格付けが大切。
  • 少しずつ価格を調整する
    最初は購入しやすい価格から始め、販売実績がついてきたら段階的に価格を上げていくということも販売戦略となり得ます。
  •  他の作家さんで、自分と似たような作品でも、ものすごく安い価格だったり、反対に高めに設定している作家さんもいらっしゃいます。
    私は計算をした上で、参考にさせていただいた価格の中間くらいを目安に設定を考えています。
    長く販売を続けることを考えると、安すぎる設定は作家自身を苦しめることになるかもしれません。

配送方法

⑦の販売をONにした状態で[配送設定]をタップし[配送方法]で配送方法を選択し[完了]
minneでの配送方法はこちらです。

  • 販売する作品に合わせて配送方法を決められます。
    一つに限定する必要はなく、いくつかの配送方法を選択している作家さんが多いように思います。
    私はネコポスとクリックポストを選択しています。
    ネコポスを指定しておくと、「らくらくミンネコパック」といって、購入者側と販売者側が匿名で配送できるシステムです。購入者に匿名を希望される人もいると思うので、2パターン選択しています。

ここまでで、販売する作品の設定が完了です。
あとは、プロフィールやショップ設定をしていくことになります。

まとめ

 販売するための作品登録の一通りの流れを解説しました。
思っていた以上にやることがたくさんあって、大変かもしれませんが頑張って登録してみてください。
販売しながらも少しずつ、ショップのイメージ作りをしていくことになると思います。

 心を込めて作った作品を、少しでも多くの人に見てもらいたいし、ショップに訪れてもらえるように、そして自分の作った作品を気に入っていただいて購入に繋げることができたら、本当に嬉しいと思います。
そのためにも、自分のショップに手間をかけていくことは大切なことだと私自身、改めて肝に銘じています。

最後までご覧下さり、ありがとうございます。

21万名の作家さんによる260万点の作品が集まる国内最大級のハンドメイドマーケット≪minne(ミンネ)≫

コメント