こんにちは、コエチです。
「朝のヘアセットが大変」「雨の日は髪がうねって広がり、まとまらない」──そんな髪の悩みを抱えている方は少なくありません。
実は日本人女性の多くが、こうした 「くせ毛特有の悩み」 を抱えていると言われていて、くせ毛であることは少数派ではないんです。
そんな日本人女性のくせ毛事情をまとめたので、なにか参考になれたらと思います。
思ったより多い?日本人女性のくせ毛率
ある調査では、女性の約45%が「自分はくせ毛」と答えています。
さらに別の調査では「自分をくせ毛だと思う」人が62%を超え、美容師さんの見解では70〜80%もの日本人が「部分的なくせ毛を持っている」そうです。
つまり、 直毛の女性の方が少数派。
「私だけが髪に悩んでいるのかな」と思っていても、実際は周りの多くの女性も同じように悩んでいるんですね。
強いくせ毛(剛毛タイプ)の割合
全体の70%以上がくせ毛と言える一方で、その中でも「縮毛」や「捻転毛(ねじれ毛)」と呼ばれる 強いくせ毛 を持つ女性は 20〜30%程度。
硬く太い髪質で、強いうねりやねじれが特徴的。
数としては少数派ですが、日々の手入れに大きな悩みを抱えやすいタイプのくせ毛です。
年齢とともに変わるくせ毛
「若い頃はそこまで気にならなかったのに、40代に入ってから髪がまとまらなくなってきた」
そんな声もよく聞きます。
調査でも 35%の女性が「年齢とともにくせが強くなった」と感じているそうです。
ホルモンバランスや体質の変化が関係していて、誰にでも起こりうることなんですね。
くせ毛女性のリアルな悩み

くせ毛に悩む女性の声をまとめると、共通しているのはこんなポイントです。
- 髪が広がる、うねる、まとまらない
特に梅雨や雨の日は最悪!「朝の努力が無駄になる」と嘆く声、多数。 - 理想の髪型ができない
「やってみたい髪型があっても、私の髪じゃ無理」と諦めてしまう人が多く、データではくせ毛女性の 約8割 が「できる髪型が少ない」と感じています。 - 朝のスタイリングが大変
毎朝アイロンを使ったり、ブローに時間をかけたり…。慌ただしい時間にこれが続くのは本当に大変ですよね。 - パサつきやごわつき
ただうねるだけじゃなく、触ったときの質感にも悩みが出てくるのがくせ毛の厄介なところ。 - 後ろ姿に自身が持てない
例えば、レジに並んだときに後ろの人に自分のくせ毛を見られていないか気になったり。
対策としての「縮毛矯正」と「アイロン」

悩みを少しでも軽くするために、多くの女性が色々な工夫をしています。
- 縮毛矯正
日本人女性全体では 約13% が定期的にかけています。特に10代後半〜20代の若い世代は経験率が高く、20%以上が試したことがあるそうです。 - ヘアアイロン
「縮毛矯正までは…」という人も、アイロンは日常的に取り入れています。
調査では 30〜40% の女性が週に数回〜毎日使っているとのこと。
ただ、ダメージが気になるので「今日はやめておこう」と髪を休ませる人も多いようです。
髪型の選び方にも影響

「伸ばしたいけど、広がって扱えないから結局ショートにする」
そんな声もよく耳にします。
実際のデータでも、 ショート〜ミディアムの長さにしている女性が多い という結果が出ています。
扱いやすさを優先した結果ですね。
美容室に行くときの不安
「美容師さんにちゃんと分かってもらえるかな?」
「縮毛矯正、失敗されたらどうしよう…」
こうした不安から、美容室がちょっと苦手と感じる人も少なくありません。
推定では 20〜30%のくせ毛女性 が美容室に不安を抱えているとされます。
くせ毛を前向きにとらえるという選択肢
「ストレートにしたい」「扱いやすくしたい」という願いは自然なことですが、近年は “くせ毛を活かすスタイル” に注目が集まっています。
美容室でも、無理にストレートに矯正するのではなく、くせ毛の質感を利用したカットやパーマ風のスタイリングを提案してくれるところが増えてきました。
さらに、くせ毛は光を受けると柔らかな陰影をつくり、ボリューム感も出やすいため「大人の髪に自然な動きと華やかさを与える」というメリットもあります。
海外では「ナチュラルウェーブ」や「カールヘア」はむしろ魅力とされ、日本人の黒髪くせ毛も「唯一無二の個性」ととらえられるケースが増えています。
とはいえ、抑え込んでいたくせ毛を解放するには多少の勇気がいるかもしれません。

まとめ /くせ毛は「特別」ではない
調査結果を見ても分かるように、くせ毛は日本人女性にとって とても身近な髪質 です。
「まとまらない」「セットが大変」といった悩みを持っているのは、決して自分だけではありません。
毎日悩まされることもありますが、同じように悩んでいる女性がたくさんいると知るだけでも、少し気持ちが楽になるかもしれません。
そして、自分に合ったケアやスタイリング方法を見つけることで、くせ毛との付き合い方はきっと変わっていき、自分の髪をもっと大切にしていけるのではないでしょうか。
ご覧いただき、ありがとうございます!
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