こんにちは、コエチです。
40代後半から50代にかけて迎える「更年期」。体調や気分だけでなく、髪の変化に戸惑う方も多いのではないでしょうか?
「最近、髪が細くなった気がする」
「うねりやパサつきが増えて、まとまらない…」
そんな悩みは、更年期特有のホルモン変化や加齢によって起こる自然なことなんです。
今回は、更年期の髪質変化の原因と特徴、そして毎日のケア方法をまとめました。
更年期に髪が変わるのはなぜ?
主な理由は、女性ホルモン エストロゲンの分泌量が急激に減ること。
エストロゲンは、髪のハリ・コシ・ツヤ・水分保持などを支える大切な役割を持っています。そのため、更年期に分泌が減ると髪質にさまざまな変化が出やすくなるのです。
さらに、加齢による 頭皮環境の乱れ・血行不良・栄養吸収力の低下 も重なり、髪の悩みが目立ちやすくなります。
更年期の髪に起こりやすい変化

- 細毛化・ボリュームダウン
成長期が短くなり、髪が十分に育つ前に抜けてしまうため。 - 抜け毛や薄毛の増加
ホルモン変化で毛周期が乱れやすくなるのが原因。 - 乾燥・パサつき・ツヤの減少
水分保持力や皮脂バランスの低下によるもの。 - うねり・くせ毛化
頭皮のたるみで毛穴がゆがみ、髪がまっすぐ生えにくくなるほか、髪内部の脂質やタンパク質の偏りも影響。 - 白髪の増加
メラニンを作る細胞の働きが低下するため。 - 頭皮トラブル
乾燥・ベタつき・かゆみ・臭いなどが出やすくなります。
つまり、更年期の髪質変化は「ホルモン減少+頭皮や加齢の影響」が複合して起こるのです。
くせ毛・うねりが増える理由
特に目立ちやすいのが
「くせ毛・うねり」です。
原因はひとつではなく、次のような要因が重なっています。
その結果、若い頃は直毛だった人でも「更年期から急にくせ毛っぽくなった」というケースが少なくありません。
更年期の髪をいたわる日常ケア
保湿力の高いシャンプー&トリートメント
アミノ酸系やセラミド配合など、エイジングケア用の保湿シャンプーがおすすめ。髪と頭皮の水分バランスを整え、パサつきやうねりを緩和します。
アウトバストリートメント
タオルドライ後にヘアオイルやヘアミルクをなじませて、髪表面を保護。
- ミルクタイプ → 細毛・柔らかい髪に
- オイルタイプ → 硬毛・多毛・ツヤ重視の髪に
髪質に合わせて使い分けると効果的です。
頭皮ケア
頭皮用化粧水やセラムで保湿しながら、軽くマッサージを。血行が良くなり、健やかな毛根環境づくりにつながります。
毎日のシャンプーで指の腹を使い、やさしくマッサージするのがお手軽で簡単です。
ドライヤーの使い方
根元から乾かし、最後に冷風で仕上げるとクセが出にくくなります。
マイナスイオン・ナノイーといった水分バランスと整えてくれる機能や、頭皮にやさしいスカルプモード搭載のドライヤーがおすすめです。
食生活・生活習慣の見直し
髪に必要なたんぱく質・ビタミン・亜鉛を意識して摂取。睡眠やストレスケア、軽い運動も髪に良い影響を与えます。
まとめ ― 変化を受け止めて、自分に合ったケアを
更年期の髪質変化は、女性ホルモンの減少に加え、頭皮や加齢要因が重なって起こる自然なもの。
抜け毛・細毛・乾燥・うねり・白髪…。変化は避けられなくても、日々のケアで改善したり、見た目の印象を大きく変えたりできます。
「昔の髪に戻らなきゃ」と思うよりも、「今の自分に合った髪との付き合い方」を見つけることが、心も髪も軽やかにしてくれるはず。
毎日のちょっとしたヘアケアをしていくことで、少しずつ自分らしい良い変化をもたらしてくれると思います。
焦らずやさしく、これからの髪を一緒に楽しんでいきましょう。
ご覧いただきありがとうございます。
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