キャットフードのカリカリ選びや与える基準

こんにちは、コエチです。

 我が家は9歳のオス猫と暮らしています。
飼い始めた当初から、キャットフードはドライタイプ(以下カリカリ)を主食として与えていて、今まで数回カリカリを変えてきました。

 飼い始めた1年くらいはキャットフードの違いをよく調べもせずに、なんとなく近所のドラッグストアで買ってきたものを「食べてる!食べてる!」と喜んで与えていましたが、ネットショップを見ていると安価なものから高額なものまで幅広く販売されていて、この違いは何なのか?と調べていたら原材料の良し悪しが見えてきたり、猫にもアレルギーがあることを知り、食事について考えるようになりました。
人間と同じで、毎日食べているものだからこそ大切なんだと気づいたのです。

猫のカリカリについて

愛猫のカリカリの好みを知る

 猫にも好みがあって、好きじゃないものはあまり食べてくれないですよね。もしくは食べなれたものを食べる傾向があると思います。
あまり食べてくれないと、体調が悪いのかな?と心配になることもあるけど、ただ好きな味じゃないことが多々ありました。
お肉系だとチキンやターキーが多く使わていて、お魚に関しては、サーモン・マス・マグロ・白身魚などが多く使われています。大体はお肉系かお魚系で好みがわかれるのではないでしょうか。

  • うちの猫は魚味が好きなようで、カリカリはいつも白身魚かサーモン味を与えています。
    一度チキン味に変えたら食いつきがあまりよくありせんでした。やっぱり匂いがダメなのかな…。カリカリのチキンの匂いは私もキツイなと感じます。
    でも、たまにあげる茹でたササミは大好きなので、カリカリに限ってお魚味がいいようです。

愛猫の好みを知っておくと、もしフードを変えることがあっても、好きな味を選んで購入することができるので、猫にも違和感なく食べてもらえると思います。

カリカリのメリット
  • 総合栄養食
    パッケージに明記された栄養成分表で確認できます。
  • 保存がしやすい
    高温多湿を避けて保存し、賞味期限を守るだけ。
  • 経済的
    一袋を消費日数で計算してみると、缶詰やパウチよりもリーズナブル。
  • 歯の健康に良い
    カリカリと噛むことで歯石予防になる。
  • 100円ショップで買った透明のケースに乾燥剤(食用)と一緒にカリカリを袋から開けて入れ、陽の当たらないところに置いてます。
デメリット
  1. 水分不足防止の管理
    水は切らさず設置する
  2. 食いつきが悪いこともある
    味の好みがある、好きな味を知る必要あり
  3. 添加物が含まれているものが多い
    粗悪な原材料が含まれている可能性もあり、原材料で見極め必要。
  • 水は1日、2〜3回入れ替えてます。我が家は狭いので水飲み場は一箇所、部屋数の多いお家でしたら、数か所置かれることをオススメします。
1日に与える量と回数

1日に食べるカリカリの量は、猫の体重・活動量・健康状態でカロリーや成分によって異なり、一般的に推奨された目安がこちら。

推奨されている、体重ごとの1日のカリカリ量の目安

メス・オスにかかわらず、猫の体重で与える量が決まります。
ただ肥満の場合は少し調整をしてあげる必要があります。

  • 3〜4 kg  約40〜60g
  • 4〜5 kg  約50〜70g
  • 5〜6 kg  約60〜80g
  • 計量スプーンでザッと計っています。
その他の目安
  • 室内猫に比べて運動量が多くカロリーを消費している猫は、少し多めに与える
  • フードごとにカロリーが異なるため、パッケージに書かれてある目安量を参考にする
  • 基本的には、メーカー推奨の目安量を基準に、猫の運動量・年齢・体重に合わせて、量を調整してあげるのがベスト。
食事回数

猫のステージごとの推奨目安

  • 子猫は成長が早いため、1日3~4回。
  • 成猫は1日2回ですが、個体差がある。
  • シニア猫は消化機能が低下してくるので、適量を1日数回に分けて与えることもあり。

猫は気まぐれにちょこちょこ食べると思うので、適正な量を守っていれば回数はあまり気にしなくてもいいと思われます。

  • うちの猫はカリカリの量約70gを朝6〜7時頃と夜6〜7時頃の2回にわけてあげています。
    ・朝は一気に食べずにチョコチョコ食べていて必ず少し残す
    ・夜ご飯にはカリカリにチュールを1本混ぜて与え(これは一気食い)
    ・一週間に1〜2度、茹でたササミをいつもの晩御飯に混ぜて食べています。(カリカリの量を調整)
    ・おやつはご褒美としてあげています。(爪切りしたときや長めのお留守番をしてくれたときなど)
    ・運動量が少ない猫なので、与えすぎには気をつけています。
    と、こんな感じです。
猫にも食物アレルギーがある
  • 牛肉
  • 鶏肉
  • 豚肉
  • 魚類(特にマグロやサーモンなど)
  • 乳製品
  • 穀物(小麦、トウモロコシなど)

これらは一般的なカリカリに使われている食材です。

※ちなみにアレルギーを調べるには動物病院で血液検査の必要があり、より正確な詳細を調べるには食物除去試験と食物負荷試験という検査を受けることになります。この検査法は手間と時間と費用がかかりますが、最も信頼性の高い診断方法とされています。 
それぞれの費用は動物病院によって異なるため、興味のある方はかかりつけの病院へ問い合わせてみるといいかもしれません。

主な症状

アレルギーの症状として、かゆみ・皮膚炎・脱毛・嘔吐・下痢(軟便)などがあります。

アレルギー対応の食事

食物アレルギーがある場合、種類は多くないですが、対応したカリカリがいくつかあります。
グレインフリー(穀物を含まない)のサーモンやチキンを主原料としたフードや、特定のアレルゲンを除去したフードなどがあります。

グレインフリー

メリット
・消化がしやすい
・穀物アレルギー対策

デメリット
・穀物が入っていない分、タンパク質が増える。
 タンパク質は大切な栄養素ですが、とりすぎは腎臓への負担になる。
・食物繊維・ビタミンが不足。

その他、カリカリではなくパウチや缶詰などのウェットフードにしてみることも選択肢になります。

ウェットフードの利点としては
・味や香りも濃厚で、食欲不振の猫にも食べやすい傾向。
・水分補給もできて皮膚トラブルのある猫には有益。
・原材料が明確なため、特定のアレルゲンを避けやすくなる。

☀アレルギーを意識たウェットフードを主食にするときは、総合栄養食を選ぶと栄養の偏りが少なくなります。

  • うちの猫はアレルギー検査はしていません。グレインフリーは体に良いものと思って与えていましたが、グレインフリーは穀物アレルギーに有効だと知り、自分の勘違いに気が付きました。
    与え続けた結果、数年ぶりに穀物入りに変えたらウンチがゆるくなってしまい、またグレインフリーに戻しました。ちゃんと理解しておけばよかったと後悔…。

まとめ

 現在、飼い猫も長生き傾向で、20歳を超える猫も少なくないようですね。
うちの猫にも長生きをしてほしいです、目標はやっぱり20歳。
今ちょうど、うちの猫は人間年齢で私とは同世代だけど、すぐに追い越されちゃうんだろうなぁ…。

 健康で長生きしてほしいけど、そのことばかりを重視して、こだわり過ぎるとキリがなくなりそうなので、人間と同じようにある程度でいいのでは、と思っています。
この子にとってこの食事が正解なのかはわかりませんが、ご飯をおねだりしてくるときや、バクバクと食べているところを見ていると、今日も元気!とホッとしてうれしくなります。


最後までご覧くださり、ありがとうございます。


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