「シャンプーの裏を見てみたけど、カタカナだらけで何が何だかわからない…」
そう感じて、結局いつも「なんとなく良さそう」で選んでいませんか?
実は成分表、全部読む必要はないのです。
ポイントさえ押さえれば、ドラッグストアで数十秒で判断できるようになります。
特にくせ毛の方は、成分選びが髪のまとまりや乾燥に直結します。
合わない成分が上位に入っているシャンプーを使い続けると、どんなに丁寧にケアしても効果を感じにくくなってしまうことも。
今回は、成分表の基本的な読み方から、くせ毛が避けたい成分・逆に積極的に選びたい成分まで、わかりやすくまとめました。難しい知識は一切不要です。
記事の要点
- 成分表の基本的な読み方
(難しくないです) - くせ毛が避けるべき成分5つとその理由
- 逆に選ぶと嬉しい保湿・補修成分
そもそも成分表はどう読む?基本ルールをざっくり解説
成分は「配合量が多い順」に並んでいる
シャンプーやトリートメントのボトル裏に書かれている成分表、実はちゃんとルールがあります。
それは、配合量が多い成分から順番に並んでいるというルールです。
つまり、一番上に書いてある成分が一番たくさん入っていて、下に行くほど少量になります。
これは化粧品の表示に関する法律で決まっているので、どのメーカーの商品でも共通なのです。
最初の5〜6成分が髪・頭皮への影響が大きい
配合量が多いほど、髪や頭皮への影響も大きくなります。
そのため、上から5〜6番目までの成分に何が入っているかを確認するだけで、そのシャンプーの「性格」がだいたいわかります。
ちなみに成分表の1番目はほぼ必ず「水」です。
これはシャンプーの主成分が水であるためで、どの商品でも共通なので気にしなくてOKです。
全部読まなくていい|注目すべき2つのポイントだけ押さえる
成分の数は多いもので30〜50種類にのぼることもあります。
全部を理解しようとすると大変なので、まずは次の2点だけチェックする習慣をつけましょう。
ひとつ目は「上位に避けたい成分が入っていないか」、ふたつ目は「保湿・補修成分が含まれているか」です。
この2点を押さえるだけで、くせ毛に合うシャンプー選びがぐっとラクになります。
具体的な成分名は次のセクションで紹介します。
※成分表は上から順に配合量が多い/上位5〜6成分をチェックするだけでOK/全部読む必要はなし
くせ毛が避けたい成分5選|名前と理由をわかりやすく解説
では、実際にくせ毛が避けたい成分を見ていきましょう。
それぞれ「何をする成分なのか」「なぜくせ毛に良くないのか」をセットで説明します。

成分① ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na
シャンプーの泡立ちをよくするための洗浄成分です。
洗浄力がとても強く、汚れをしっかり落としてくれる反面、髪や頭皮に必要な油分まで落としすぎてしまうことがあります。
乾燥しやすいくせ毛にとっては、うねりやパサつきを悪化させる原因になることも。
成分表の上位にこの名前があるシャンプーは注意が必要です。
※確認方法:「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」と表記されています。どちらも同じ系統の成分です。
成分② エタノール(アルコール)
さっぱりとした使い心地を出すために使われる成分です。
揮発性(きはつせい)が高く、蒸発するときに髪の水分も一緒に奪ってしまうため、乾燥を招きやすいです。
くせ毛は水分バランスが崩れるとうねりが強くなる傾向があるため、特に乾燥毛・ダメージ毛の方は成分表の上位にエタノールが入っていないか確認しましょう。
※注意:「セテアリルアルコール」などの高級アルコールはくせ毛に有効な保湿成分です。「エタノール」「アルコール」という単体表記のものだけ注意してください。
成分③ 鉱物油(ミネラルオイル・流動パラフィン)
石油由来のオイル成分で、髪の表面をコーティングする目的で使われます。
ただし、分子が大きく髪の内部に浸透しないため、水分補給の効果は期待できません。
表面だけをコーティングするためベタつきを感じやすく、毛穴に蓄積すると頭皮トラブルの原因になることもあります。保湿を求めるくせ毛には不向きな成分です。
成分④ 合成香料
いい香りをつけるために配合される成分ですが、頭皮への刺激になりやすく、かゆみや炎症の原因になることがあります。
頭皮が健康でないと毛髪の成長にも影響が出るため、敏感肌やくせ毛で頭皮が荒れやすい方は「香料」の表記がないものを選ぶのがおすすめです。
※補足:「無香料」と書かれていても微量の香料が含まれる場合があります。「フレグランスフリー」表記のものがより安心です。
成分⑤ 硫酸系界面活性剤(全般)
成分①のラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Naを含む、硫酸系の洗浄成分全般のことです。
「〇〇硫酸Na」という表記が目印です。
泡立ちが豊かでしっかり洗えるイメージがありますが、洗浄力が強すぎてくせ毛に必要な水分・油分まで取り除いてしまうことが問題です。くせ毛ケアにはアミノ酸系など低刺激の洗浄成分を選ぶのがベターです。
※確認方法:「〇〇硫酸Na」「〇〇硫酸TEA」という表記を探してみてください。上位5番以内にあれば配合量が多い証拠です。
逆に「くせ毛に嬉しい成分」もチェックしよう
避けるべき成分がわかったところで、次は積極的に選びたい成分も覚えておきましょう。
「この成分が入っているものを選ぶ」という基準が持てると、シャンプー選びがぐっとラクになります。

保湿系:髪に水分を与えうねりをやわらげる
【グリセリン】
空気中の水分を髪に引き寄せる働きをする保湿成分です。
低刺激で幅広い髪質に使いやすく、くせ毛の乾燥対策に効果的。
成分表の比較的上位に入っているシャンプーは保湿力が高い傾向があります。
【ヒアルロン酸・ヒアルロン酸Na】
スキンケアでもおなじみの高保湿成分。
髪の水分をしっかりキープしてくれるので、湿気でうねりやすいくせ毛の強い味方です。
【セラミド】
髪のキューティクルのすき間を埋めて、水分の蒸発を防ぐ働きをします。
キューティクルが乱れやすいくせ毛に特に相性が良い成分です。
補修系:傷んだ髪の内側から整える
【加水分解ケラチン】
髪の主成分であるケラチンを分解・細かくした成分で、髪の内部に浸透してダメージを補修する働きがあります。
カラーやパーマでダメージを受けたくせ毛に特におすすめです。
※「加水分解シルク」「加水分解コラーゲン」なども同じ補修系成分です。どれかひとつ入っていれば十分です。
低刺激洗浄系:頭皮にやさしく必要な油分を残す
【コカミドプロピルベタイン・グルコシド系】
硫酸系と違い、頭皮や髪にやさしい低刺激な洗浄成分です。
必要な油分を残しながら汚れだけを落としてくれるため、乾燥しやすいくせ毛に向いています。「コカミドプロピルベタイン」「デシルグルコシド」などの表記を探してみてください。
【積極的に選びたい成分まとめ】
- 保湿系:グリセリン・ヒアルロン酸・セラミド
- 補修系:加水分解ケラチン・加水分解シルク・加水分解コラーゲン
- 洗浄系:コカミドプロピルベタイン・グルコシド系
④ 実際の成分表の見方|ドラッグストアで使えるチェック手順
ここまで覚えた知識を、実際のお買い物で使ってみましょう。難しく考えなくてOKです。
ボトルを手に取ったら、次の3ステップだけ確認してみてください。
ステップ①
上から5番目までに「硫酸系」が入っていないか確認する
「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」「〇〇硫酸TEA」などの文字を探します。上位5番以内になければひとまずOKです。
避けたい表記:〇〇硫酸Na・〇〇硫酸TEA
ステップ②
「エタノール」が上位に単体で入っていないか確認する
「エタノール」「アルコール」という単体表記が上位にあると乾燥しやすくなります。「セテアリルアルコール」など長い名前のものは別物なので気にしなくてOKです。
避けたい表記:エタノール・アルコール(単体)
ステップ③
保湿成分(グリセリン・ヒアルロン酸など)が含まれているか確認する
どこかに「グリセリン」「ヒアルロン酸」「セラミド」「加水分解ケラチン」があればくせ毛に嬉しい成分が入っている証拠です。
嬉しい表記:グリセリン・ヒアルロン酸・セラミド・加水分解ケラチン
買い物中に使える早見メモ
- 避ける:〇〇硫酸Na・〇〇硫酸TEA・エタノール(上位にあるもの)
- 選ぶ:グリセリン・ヒアルロン酸・セラミド・加水分解ケラチン
※完璧に全部チェックしなくても大丈夫です。まずステップ①の「硫酸系がないか」だけ確認する習慣から始めてみてください。それだけでも選択肢がぐっと絞れます。
⑤ まとめ|成分表を味方につけてくせ毛ケアをアップデート
今回の記事では、くせ毛さんのための成分表の読み方と、避けるべき成分・選びたい成分についてお伝えしました。
【くせ毛が避けたい成分5つ】
- ラウレス硫酸Na・ラウリル硫酸Na(洗浄力が強すぎる)
- エタノール・アルコール(乾燥を招く)
- 鉱物油・流動パラフィン(髪内部に浸透しない)
- 合成香料(頭皮への刺激になりやすい)
- 硫酸系界面活性剤全般(必要な油分まで落としすぎる)
【積極的に選びたい成分】
- 保湿系:グリセリン・ヒアルロン酸・セラミド
- 補修系:加水分解ケラチン・加水分解シルク
- 洗浄系:コカミドプロピルベタイン・グルコシド系
最初から全部覚える必要はありません。まずは「硫酸系が上位にないか」だけチェックする習慣から始めてみてください。
それだけでも、今まで何となく選んでいたシャンプー選びが、ぐっと変わるはずです。
成分を知ると、くせ毛ケアがもっと楽しくなります。
ぜひ次回のお買い物から試してみてくださいね。
ご覧いただき、ありがとうございます!
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