50代、クセ毛との付き合い方

日常のあれこれ

こんにちは、コエチです。

 クセ毛って、程度にもよるんですけど…意外と奥が深い悩みだったりしますよね。
 私自身、長年この“クセ毛”という個性と仲良くやって…はおらず、今もなお静かに闘っております。

 今回は、そんなクセ毛とのこれまでの歩み、そしてこれからの付き合い方について、少しだけ語らせてください。

クセ毛の悩みは年齢とともに熟成される!?

「年を取れば気にならなくなるはず」なんて楽観していた、若かりし頃の自分に言ってやりたい。
「いやいや、全然気にしてるから!」って。

 でも、年齢とともに髪との付き合い方がちょっとずつ変わってきたのも事実です。
今は「ラクに、でも心地よく」をモットーに、自分なりのスタイルを模索する日々です。

クセ毛にもいろいろあるんです

 一口にクセ毛といっても種類はいろいろ。日本人には波状毛が多いらしく、湿気のある日は髪がふわ〜っと広がりがち。髪の調子で、その日の湿度がわかっちゃうなんて、あるあるですね。

 私の髪はというと…毛量多めで全体的に波打ち、部分的にクセの弱いところと強いところがある感じ。
 冬場は比較的お手入れしやすいけど、だんだん汗ばむ季節になると、湿度も相まってお手入れが大変。

思春期に訪れたクセ毛

 小さいころは、ツルリとした直毛だったんです。それから思春期を迎える頃になると、あれよあれよと髪が波打ちはじめ、こんなにも変わるものなのかと…。
おしゃれにも目覚めてきたころだったから、本当にショックだったなぁ。

 父譲りの髪質で、当時は父に罪はないと知りつつも、内心ちょっと恨めしく思ったものです。

 まだ縮毛矯正もヘアアイロンもなかった時代。毎朝どうにかクセを隠そうと奮闘した結果、ポニーテールで結んでしまうのが一番目立たないと気づいて定番化。
まさに「髪型という名の防御」。

妹の言葉

 妹もクセ毛仲間。昔、髪について話していたら妹が、「髪がキレイなだけで可愛く見えるから、ズルくない?」と。
 実際はもっと辛辣な言い方だったけど、私よりも美意識の高い、妹らしい言い方だと思いました。

 実際、人生初の縮毛矯正をかけたとき、同僚から「なんか最近、かわいくなった?」と、言われたことがあったなぁ。

ロングでもショートでも、クセ毛の主張は強い

 それからずっと、セミロングをキープしつつ、年に数回の縮毛矯正で髪を整えていた私ですが…。
コロナ禍で美容室に長居しづらくなり(もともと美容室が苦手だったのもあり)、「もっと気楽にしよう」とショートヘアに挑戦。

結果、手間が増えちゃった、ハハ…。

 お風呂上がりに乾かしたまま何もせずに放っておくと、次の日の朝がヤバい…夫の視線が私の頭を捉えているのを感じます。疲れていてもお手入れはしないとね。

髪型を変えても、クセ毛問題は全く解決しない…どころか、また振り出しに。

「自分のクセ毛」と向き合うとき

 若い頃はクセ毛がただただイヤで、なんとか真っ直ぐに!とがんばってきたけど、年齢とともに他の悩みも加わってきました。
増え続ける白髪、潤い減少…。なかなか手強い。

だからこそ、「この髪とどう心地よく付き合っていくか」が、今のテーマ。

最近のヘアケアは、クセ毛の味方!

 今はありがたいことに、クセ毛に特化したアイテムがたくさんありますよね。
シャンプー、トリートメント、オイルにクリーム…「これいいじゃん!」と思える商品に出会うと気分も上がります。

 ただし、天候ひとつでコンディションが変わるのがクセ毛。
どんなにいい製品を使っても、湿度が高い日は自由奔放モードに突入です。

 それでも、美容室で縮毛矯正していた頃に比べたら、おうちケアでの出費は「自己投資」だと思えるようになりました。もちろん、予算と相談しながらですけど。

これからも、この髪と仲良く

 これまで何十年と付き合ってきたクセ毛。コンプレックスだということに変わりはないし、手間もかかるけど、切り離せない存在だから、これからは無理せず気長に、もっとやさしく付き合っていけたらと思っています。

 クセ毛は、あくまで自身の問題で他人から見たら大した問題ではないのだと思う。
それでも心の満足度を高めるため、これからも向き合うしかないのです。

おわりに

 クセ毛に限らず、髪との向き合い方って本当に人それぞれですよね。

「昔はこうだったな〜」と懐かしみながら、「今の自分に合う心地よさ」を探す。
そんな過程そのものが、年齢を重ねたからこそ視野も広がり、自分だけのこの髪をもっと大切しようと思えるようになりました。

 もし、クセ毛について悩んでいたり、あれこれ試行錯誤している方に、少しでも共感してもらえたら嬉しいです。

最後までご覧下さり、ありがとうございます。

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