「シャンプーをくせ毛向けに変えたのに、なんだかうねりが変わらない…」
そう感じたことはありませんか?実は、シャンプーの種類だけでなく「泡立て方・洗い方」がくせ毛の状態に大きく影響していることがあります。
どんなに良いシャンプーでも、洗い方が間違っていると効果を発揮できないどころか、うねりやパサつきを悪化させてしまうことも。
今回の内容では、シャンプーの泡立て方がくせ毛に影響する理由から、今日から実践できる正しい洗い方のステップ、さらにくせ毛に向いたシャンプーの選び方まで解説します。
泡立て方がくせ毛に影響する理由

泡が少ないと「摩擦」でキューティクルが傷む
シャンプーで髪を洗うとき、泡が少ない状態で髪をこすると、髪同士・髪と指の摩擦が直接キューティクルにダメージを与えます。
キューティクルとは髪の表面を覆う、うろこ状の保護層のこと。
これが傷むと、髪の内部の水分が逃げやすくなります。
十分な泡があれば、泡がクッションになって摩擦を軽減し、髪へのダメージを最小限に抑えることができます。
キューティクルの乱れがうねり・パサつきを悪化させる
キューティクルが傷んで乱れると、髪の内部に湿気が入り込みやすくなり、うねりや広がりがさらに強くなるという悪循環が起きます。
またパサつきや枝毛・切れ毛も増えやすくなります。
「最近うねりがひどくなった気がする」という場合、洗い方によるキューティクルへのダメージが積み重なっている可能性があります。
くせ毛はもともとキューティクルが不均一で特にダメージを受けやすい
まっすぐな髪と比べて、くせ毛はキューティクルが均一に閉じていないことが多く、もともとダメージを受けやすい構造をしています。
そのため、洗い方のちょっとした違いが、くせ毛の状態により大きく影響します。
「くせ毛だから仕方ない」とあきらめる前に、まず洗い方を見直してみることがくせ毛ケアの第一歩です。
くせ毛のための正しい泡立て方・洗い方4ステップ
では、くせ毛に合った正しい洗い方を4ステップで見ていきましょう。
今夜のシャンプーからすぐ実践できます。

ステップ①|シャンプー前のお湯での予洗いが超重要
シャンプーをつける前に、ぬるめのお湯(38〜40℃)で1〜2分かけてしっかり予洗いすることが大切です。
髪についたほこり・皮脂・スタイリング剤の多くはお湯だけで落とせるため、この一手間でシャンプーの泡立ちが格段に良くなります。
それと、手に皮脂汚れがついていることもあるので、石鹸での手洗いをしておくのもおすすめ。
ここを省いてシャンプーをつけると泡立ちが悪くなり、必要以上の量を使ってしまう原因にもなります。
ステップ②|シャンプーは手のひらで泡立ててから髪へ
シャンプーを直接頭皮にのせるのはNGです。
手のひらに適量(500円玉大)を取り、少量の水を加えてよく泡立ててから髪につけるのが正しい手順です。
最初から泡が立った状態で髪につけることで、摩擦ゼロでやさしく洗えます。
泡立てネットを使うとさらにきめ細かい泡が作れておすすめです。
ステップ③|指の腹で頭皮をマッサージするように洗う
泡を髪につけたら、指の腹で頭皮を軽くマッサージするように動かします。
爪を立てたり、髪をゴシゴシこすったりするのは厳禁です。
洗うのはあくまでも「頭皮」が中心。髪の毛は泡が流れるだけで十分汚れが落ちます。
特にくせ毛は髪をこすると絡まりやすく、キューティクルへのダメージが大きくなります。
ステップ④|すすぎは「長め」に|残留シャンプーがうねりの原因に
すすぎが不十分でシャンプーが髪に残ると、頭皮トラブルやうねり・ベタつき・フケの原因になります。
「もう落ちたかな」と思ってからさらに30秒ほど流すくらいが目安です。
特に首の後ろや耳まわりはすすぎが不十分になりやすいので、意識的に流しましょう。
くせ毛がやりがちなNG行動まとめ
- NG①
シャンプー前のすすぎを省く→泡立ちが悪くなり摩擦ダメージが増える - NG②
シャンプーを直接頭皮につける→泡立たないまま洗うことになる - NG③
爪を立てて頭皮をこする→頭皮が傷んで髪の成長にも影響する - NG④
すすぎが短い→残留シャンプーがうねり・頭皮トラブルの原因に - NG⑤
タオルで髪をゴシゴシこする→洗い方を気をつけてもここで台無しになる
泡立ちを良くするシャンプーの選び方

泡立ちが悪い原因はシャンプーの成分にある場合も
洗い方を改善しても泡立ちが悪い場合は、シャンプーの洗浄成分が原因かもしれません。
市販のシャンプーに多い「ラウレス硫酸Na」などの硫酸系成分は泡立ちが良い反面、洗浄力が強すぎてくせ毛に必要な油分まで落としてしまいます。
逆に洗浄力がマイルドすぎる成分のシャンプーだと泡立ちにくく、余分な量を使ってしまうことも。
くせ毛には泡立ちと低刺激のバランスが取れた洗浄成分を選ぶのがポイントです。
くせ毛に向くアミノ酸系・ベタイン系洗浄成分とは
くせ毛に特におすすめなのがアミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分です。
アミノ酸系(ラウロイルメチルアラニンNa・ラウロイルグルタミン酸Naなど)は髪や頭皮に近い成分で、必要な油分を残しながらやさしく洗えます。
ベタイン系(コカミドプロピルベタインなど)は泡立ちが良く低刺激で、くせ毛との相性が良い成分です。
※成分の見方について詳しくは「成分表の読み方入門|くせ毛が避けるべき成分5選」もあわせてご覧ください。
泡立ちと低刺激を両立したシャンプーの見分け方
成分表の上位5番以内に「コカミドプロピルベタイン」「〇〇グルタミン酸Na」「〇〇アラニンNa」などが入っているシャンプーは、泡立ちと低刺激を両立できているものが多いです。
逆に「ラウレス硫酸Na」「ラウリル硫酸Na」が上位にあるものは洗浄力が強すぎる可能性があります。
くせ毛×泡立ちで選ぶおすすめシャンプー
上記の条件(泡立ちが良い・低刺激・くせ毛の保湿に対応)を満たした、私が実際に使ってみておすすめのシャンプーを紹介します。
【オルナオーガニック モイスチャー シャンプー & トリートメント】
アミノ酸系洗浄成分配合で泡立ちが良く頭皮にもやさしくて、洗い上がりにパサつき軽減。
くせ毛特有の広がりもおさえてまとまる感じ、硬い髪質もやわらかに。
シトラス系の爽やかな香りもいい感じ!
【ボンパルム ボン リペア シャンプー&トリートメント】
ベタイン系成分が入っていてきめ細かい泡が立ちやすく、頭皮への刺激も少ない。
しなやかでツヤ感のある仕上がりに、くせ毛のボリュームもおさえてくれる。
そして、お風呂上がりのような清潔感のある香りも素晴らしい!
まとめ|シャンプーの選び方より「洗い方」を先に見直そう

今回の記事では、泡立て方・洗い方がくせ毛に与える影響と、正しいシャンプーの手順についてお伝えしました。
- 泡が少ないと摩擦でキューティクルが傷み、うねり・パサつきが悪化する
- シャンプー前のお湯すすぎ1〜2分が泡立ちを良くする最大のポイント
- シャンプーは手のひらで泡立ててから髪につける
- 指の腹で頭皮を洗い、すすぎは長めに行う
- くせ毛にはアミノ酸系・ベタイン系の洗浄成分が向いている
「シャンプーを変えても効果がない」と感じている方は、まず洗い方を見直してみてください。今夜のシャンプーから4ステップを実践するだけで、翌朝の髪の状態が変わるはずです。
この内容がお役に立てたらうれしいです。
最後までご覧いただき、ありがとうございます!
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