押し麦を食べてみて、もち麦との違いを知る

老後に向けて



こんにちは、50代主婦のコエチです。

 普段は白米と玄米を半々に炊いたご飯を食べています。主食のお米に玄米、もち麦、押し麦と効率よく体の良いものを取ろうと、色々食べ比べをしてきました。

 前回のもち麦に続き、今回は押し麦を食べてみて、もち麦と比べた栄養とその効果、食べやすさやコストについて私なりに感じたことをお話します。



押し麦の特徴

  • 押し麦は平らで薄く、通常の大麦よりも柔らかめです。
  • 白っぽく、粒がはっきりとしています。
  • 食感は柔らかめ、プチプチとした食感がありますが、粘り気はありません。


 押し麦の製造工程は、大麦を中央にある黒い線を残したまま蒸してから、ローラーで押しつぶして平たくします。お米と一緒に炊きやすくるるための加工法です。
 大麦をそのまま食べるよりも調理が簡単で、消化吸収が良くなるため、食べやすくなっています。

コエチ
コエチ

思っていたより、押し麦が作られるまでに手間暇がかかってたんだね。
一度熱が加えられているなんて知らなかった。

押し麦ともち麦の栄養価の比較


 押し麦と、もち麦はどちらも健康に良いとされる大麦の一種ですが、栄養価には違いがあります。

栄養素押し麦 (100g)もち麦 (100g)
エネルギー約 340 kcal約 360 kcal
タンパク質約 10 g約 12 g
脂質約 2 g約 3 g
炭水化物約 75 g約 70 g
食物繊維約 15 g約 20 g
糖質約 60 g約 50 g
カルシウム約 40 mg約 50 mg
鉄分約 2 mg約 2.5 mg
マグネシウム約 90 mg約 100 mg
カリウム約 350 mg約 400 mg
ビタミンB1約 0.2 mg約 0.3 mg
ビタミンB2約 0.1 mg約 0.2 mg
ナイアシン約 3 mg約 4 mg
葉酸約 30 µg約 35 µg

これらの値は平均的なもので、具体的な製品や収穫時期によって多少異なる場合があります。

栄養価のポイント

  • エネルギー もち麦の方がやや高い。
  • タンパク質 もち麦の方が多い。
  • 脂質    もち麦の方がやや多い。
  • 炭水化物  押し麦の方が多いが、食物繊維と糖質のバランスも考慮する必要がある。
  • 食物繊維  もち麦の方が多い。
  • ミネラル類 (カルシウム、鉄分、マグネシウム、カリウムもち麦の方がやや多い。
コエチ
コエチ

総合的にみても、もち麦のほうが栄養価が高い。
同じ麦でも、違いがあるんだね。
栄養素の違いを知っておくと、食事に取り入れるときの参考になる。

押し麦のメリット

 栄養素を見ても、もち麦のほうがメリットが大きいように思いますよね。

 私なりにもち麦と比べてみて、押し麦のメリットは一番はコストの面です。もち麦よりも購入価格が20%くらい安いように感じます。もちろんメーカーさんや店舗によって違いはあるかと思います。

 あと、食べやすさで言えば、私個人の感想としては、もち麦よりも押し麦のほうが食べやすいです。

 粒が平たく大きめなので、口の中で噛む時に、しっかりと噛むことができ、もち麦と比べて味の面ではさほどの違いは感じませんでした。

コエチ
コエチ

長く食べ続けるならコストの面ではいいかも。
わたしはもち麦より押し麦のほうが食べやすい。

白米と混ぜて炊く

 押し麦100%で炊いて食べるのは食べづらいので、白米と混ぜて炊くのがおすすめです。
押し麦3:白米7くらいの割合が私としては一番食べやすいです。

 押し麦は平たくて粒が大きめなので噛みごたえはありますが、粘り気がないので口の中でモソモソとします。白米を混ぜることである程度しっとりとし、口の中での違和感を少なくすることができます。
 このくらいの割合でも十分に押し麦の栄養素を接種することができます。

コエチ
コエチ

 押し麦は粘り気はないから、一緒に炊く白米は粘り気のある「あいきたこまち」がおすすめ。
ご飯のお供にするなら納豆はベスト! 納豆菌と食物繊維は相性がいいから、腸内環境を整えるのにも活躍してくれるよ。

まとめ

 昔は白米をバクバク食べても、なんとも感じなかったのですが、アラフィフともなると食事からの体調の変化に敏感になってきて、疲れやすさや倦怠感を大いに感じるようになりました。

 今は玄米・もち麦・押し麦とその時の気分で変えてたりしています。でも白米だけで食べていたときよりも、身体が軽く感じるし、ご飯をよく噛んで食べるようになりました。

 食べることの大好きな私としては、たまに行く外食をとても楽しみにしているので、普段はこのように手軽に取り入れられて、体に良い栄養素を意識して食べるようにしています。

なにより、これから先の10年後、20年後を見据え、元気に過ごせるように日々の積み重ねを意識した食事をとっていこうと思います。



最後までご覧くださり、ありがとうございます。

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