こんにちは、50代主婦のコエチです。
昔から日本では保存食として切り干し大根を食べられてきました。
今でもスーパーでお手頃な価格で販売されています。
若い頃はこういった食材にはあまり興味がなかったのですが、歳を重ねるごとに昔からの食材に興味が湧き、さらに美味しくいただくようになりました。
私の母親は、自家製の切り干し大根を作るので、ときどき大量にもらうことがあります。
売っている切り干し大根も美味しいのですが、母が作ったものはもっと美味しいです。
おすすめの食べ方などと一緒に切り干し大根についてお話します。
切り干し大根の栄養素
必要な栄養素が凝縮されている感じです。
天日干しにすることでこのような栄養価になるのですね。
切り干し大根の作り方
- 大根をよく洗い、皮をむいたら大根を細長い千切りにします。太さは約5mm程度が一般的です。
- 切った大根をザルや干し網などに広げて、日当たりと風通しの良い場所で干します。
晴れた日に2~3日の間しっかり乾燥させます。乾燥が不十分だとカビが生える可能性があるので、完全に乾燥させましょう。
事前に天気予報をチェックすることをおすすめします。 - 保存方法は乾燥した切り干し大根を保存容器や密閉袋に入れて、風通しの良い冷暗所や冷蔵庫の野菜室で保存します。数ヶ月間の保存を目安にするといいです。
思っていたよりも手順は簡単ですが、乾燥後のことを考えるとそれなりの量を作る必要があります。
母は、穴の小さめなスライサーでカットしているので通常の半分くらいの太さです。この方が乾燥も早く済むのでいいかもしれませんね。
細い分、口あたりも滑らかでやわらかくて美味しいです。
おすすめの調理法
切り干し大根の煮物
〜材料〜 お好みでいいと思いますが、私のオススメは 切り干し大根、糸コンニャク、人参、酒、みりん、醤油、砂糖、ツナ缶です。
- 切り干し大根を水洗いしてから15〜20分程度 水にひたひたに浸して戻したら、軽く絞ります。この時戻した水は煮るときに使います。
- 糸コンニャクと人参を適当な大きさに切ります。
- 鍋に切り干し大根、糸コンニャク、人参、を入れ、 醤油、みりん、砂糖、戻し水を加えて煮ていきます。
- 水分が減ってきたら、ツナ缶をオイルごと投入し、かき混ぜたらでき上がりです。
ツナ缶は出来上がる直前に入れるのがポイントです。
ツナ缶を入れると、コクがでてまろやかになり、ご飯にもよくあいます。
切り干し大根の中華風サラダ
〜材料〜 切り干し大根・中華クラゲ(味付き)・きゅうり・玉ねぎ・もやし・めんつゆ・ごま油・酢。
- 切り干し大根を少し長めに水につけて戻したら、軽く絞りボウルに入れます。
- きゅうりをざっと千切りし、玉ねぎスライス少量、もやしはさっと茹でて軽く絞り、中華クラゲも一緒にボウルに追加します。
- 中華クラゲは味が濃い目なので、お好みでめんつゆ・ごま油・酢を適宜投入してください。よく混ぜたらでき上がりです。お好みで、一味を入れてピリ辛にしたり、ごま風味をたしたいときはゴマを振りかけても美味しいです。
冷蔵庫で冷やすとさらに美味しくなります。
コリコリ食感がたまらない、お箸がすすむ一品です。
お鍋や味噌汁に入れても美味しいです。
軽く水洗いをした切り干し大根を、いつも食べている具材と一緒に入れても美味しいです。
お肉と一緒に炒めるのもいいですね。
切り干し大根は栄養満点なうえに、さまざまな料理にも使えるのがすばらしいです。
保存も効くので常備しておくのもいいかもしれません。
まとめ
大昔から食べられてきた切り干し大根は人間にとって必要な栄養素が多く含まれています。昔の人たちはそのことをよく知っていたのでしょうね。
地味な食材で忘れさられそうですが、スーパー栄養フードという秘めたパワーがあります。
こういった食材を見直して、現代に合った食べ方にアレンジしてみるのもいいかもしれません。
栄養満点の切り干し大根を美味しく食べて健康を維持しましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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