~乾燥・脂性・敏感タイプに合わせたケアで、髪のうねりをやさしく整える~
「自分に合ったシャンプーがわからない」「どれを選んでも髪が広がる…」
そんな悩みを感じたことはありませんか?

実は、髪のくせやうねりだけでなく、
【頭皮のタイプ】がシャンプー選びには大きく関係しています。
自分の頭皮状態に合ったシャンプーを使うことで、髪が落ち着き、くせ毛も扱いやすくなります。
今回は、タイプ別に見分け方とおすすめの選び方を紹介します。
まずは自分の頭皮タイプをチェック!

シャンプーを選ぶ前に、まずは自分の頭皮がどんな状態かを知ることから。
以下のような特徴をチェックしてみましょう。
| タイプ | 特徴 | 洗った後の状態 |
|---|---|---|
| 乾燥肌 | フケやかゆみが出やすい、頭皮がつっぱる | 洗った直後にかゆみを感じることがある |
| 脂性 | 髪がベタつきやすい、においが気になる | 翌日には根元がペタッとする |
| 敏感 | 赤みやかゆみが出やすい、刺激に弱い | 新しいシャンプーで違和感を感じやすい |
| 普通 | かゆみやベタつきが少なく、健康な状態 | 特にトラブルを感じない |
自分の頭皮の状態を知るだけで、
シャンプー選びの失敗がぐっと減ります。
乾燥肌タイプさんにおすすめのシャンプー
乾燥しやすい頭皮の人は、洗浄力が強いシャンプーを使うと必要な皮脂まで落としてしまい、フケ・かゆみ・パサつきが悪化しやすくなります。
くせ毛の方にも多いタイプで、「保湿力重視」がポイントです。
🧴 選び方のコツ
- アミノ酸系・ベタイン系などのマイルドな洗浄成分を選ぶ
- セラミドやヒアルロン酸、ホホバオイルなどの保湿成分が入っているもの
- 乾燥を防ぐために、熱すぎるお湯を避ける
やさしく洗い上げることで、髪の乾燥や広がりも自然に落ち着いていきます。
脂性タイプさんにおすすめのシャンプー
ベタつきや頭皮のニオイが気になる人は、皮脂の分泌が多い脂性タイプ。
くせ毛で根元がペタッとなりやすい人も、このタイプに多い傾向があります。
ただし、強すぎる洗浄力で皮脂を取りすぎると、逆に頭皮が防御反応で皮脂を余分に出してしまうことも。
🧴 選び方のコツ
- さっぱり洗えるけれど、マイルドな洗浄成分(アミノ酸系+控えめな高級アルコール系)
- ティーツリーオイルやメントールなどの清涼感成分入りもおすすめ
- すすぎを丁寧にして、泡残りを防ぐことが大切
洗いすぎず、「皮脂を整える」意識で選ぶとバランスが取りやすくなります。
敏感タイプさんにおすすめのシャンプー
刺激を感じやすい人は、まず成分をシンプルに。
香料・着色料・防腐剤などの刺激物が少ない低刺激タイプが安心です。
🧴 選び方のコツ
- 無添加・低刺激処方(アミノ酸系中心)
- 植物由来成分でも刺激が出る場合があるため、少量ずつ試す
- 洗浄力よりも「頭皮を守る」成分(グリチルリチン酸2Kなど)をチェック
敏感肌タイプは、頭皮が荒れるとくせ毛の広がりや抜け毛につながることも。
やさしさを最優先に選びましょう。
普通タイプさんにおすすめのシャンプー
特にトラブルが少ない人は、季節や体調によって変化する「ゆらぎ」に合わせて選ぶのがポイント。
たとえば、夏はさっぱり系、冬は保湿重視のタイプに切り替えるなどの工夫もおすすめです。
また、くせ毛の場合は「髪の内部補修」や「保湿力」があるタイプを選ぶと、
よりまとまりやすく、スタイリングがラクになります。
まとめ|頭皮に合うシャンプーが、くせ毛ケアの第一歩
くせ毛を扱いやすくするには、髪そのもののケアだけでなく、
「頭皮環境を整える」ことがとても大切です。
頭皮が乾燥していても、脂っぽくても、髪のうねりや広がりの原因になります。
だからこそ、基本をおさえ、自分の頭皮タイプに合ったシャンプーを選ぶことが、くせ毛ケアのいちばんの近道となります。
次回、「正しくシャンプーを使うことでくせ毛を扱いやすくする」そのための手順について、ご紹介したいと思います。
ご覧いただきありがとうございます!



コメント